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時短勤務は働き損?育休からの復帰について

長田 華子
長田 華子
2022年10月28日

時短勤務は働き損?育休からの復帰について

育休明けの働き方について悩むお母さんたちは多くいらっしゃると思います。

特に、時短勤務にするべきか?フルタイムにするべきか?もしくはそのまま退職を検討されたり…ご家庭の事情によってさまざまな選択肢があると思いますが、考え方のポイントをいくつかご案内します。

時短勤務は割に合わない?

お子さんが1歳になったころ職場復帰される方が多いかと思いますが、保育園だと世帯年収(厳密には住民税)によって保育料が決まります。大体1か月4万~6万ほどの保育料がかかります。

仮にお母さんの基本給が20万円だと、時短勤務にした場合お給料は8割ほどになるので16万円になります。さらに社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料)や所得税などが引かれます。そうすると手取りは14万円。そこから保育料を4万~6万ほど支払うことになります。時短勤務だと残業もできないし、子どもとの時間も今までより減るし、子どもの病気で有給はあっという間になくなるし…

正直、働く意味あるのかな?と思ってしまうかもしれません(;;)

でも、だから”働かない”という選択をするのは、ちょっと待ってください!!

一時的な損得勘定で退職を決めないで

確かに、今までのお給料と比べると目減りしてがっかりしてしまうかもしれませんが、お子さんが3歳児クラスに上がれば保育料は0円になります。そうなると時短勤務でも家計を支えられますし、気持ちの余裕も出てくるはずです。

また、保育園に通う2人目のお子さんの保育料は半額、3人目は無償というご兄弟の軽減措置もあります。ひとり親世帯も収入によっては保育料の負担軽減措置があります。

仕事を辞めるのはかんたんですが、これまでのキャリアがなくなること、また一から仕事を覚えたり人間関係を築いていくことなど精神的にも体力的にも負荷がかかります。また、再就職のために何社も面接したりというのも小さなお子さんを抱えてでは難しいですし、お家から近い所でパート勤務となるともっと条件が悪くなるかもしれません。

大切なのはお母さんの気持ち

もちろん、家族で話し合って専業主婦になったり、パート勤務になる選択を選ぶ方もいると思います。大切なのはお母さんの気持ちを優先することです。

目先の損得は一時的なことですので、毎日お母さんが笑顔でいられる働き方を選んでいただきたいです。それでも家計が苦しければ、格安スマホにする、保険の見直しをする、貯金の仕方を工夫するなどご相談に乗れることは様々あると思いますのでお声かけください。

自分が働きたいように働いて、生き生きしているお母さんの姿をお子さんに見せてあげたいですね。ちなみに、私自身は働くことが好きなので育休明けもフルタイムで働いています!浜口保険は本当にアットホームな会社なので小さい子どもがいても働きやすく、どうしても預かる人がいないときは事務所に子連れ出勤することも…^^;職場の理解や家族の協力には日々感謝しています。

お母さん方にやさしい世の中になりますように!