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愛車の冬支度、ここに注意!

坂本 孝之
坂本 孝之
2022年11月30日

こんにちは!2022年も残り1か月。寒さが厳しく感じる日も増えてきました。

最近は、ロードアシストの中でも、バッテリートラブルによる出動依頼が増えてきました。弊社所有の車両の中にも、6年間バッテリー交換履歴がなく、バッテリー電圧が下がっている車両がありましたので、バッテリー交換を実施しました。毎日の走行時間が少ない車や、週末にしか乗らない車では、バッテリーが放電してしまい、バッテリートラブルの原因となります。バッテリーの点検は、工場やガソリンスタンドなどで簡単にできますので、お心当たりのある方は、一度点検してみてはいかがでしょうか。

次に、冬には冬タイヤ、という方もいらっしゃると思います。雪の日には力を発揮する冬タイヤですが、新品で雪の上を走っても、本来の性能は発揮できません。早めに交換して、ある程度距離を走り、いわゆる「一皮むく」感じのの慣らしをして、初めて本来の性能を発揮します。本格的に雪の降るシーズンになると、タイヤ交換をする工場も混雑しますので、そういう意味も含めて、早めの準備をお勧めします。雪が降ると、タイヤチェーンも欠品することがあります。こちらも、早めに準備したものがいいでしょう。

最近は少なくなりましたが、青空駐車場に駐車していると、夜中に暖を求めてネコがエンジンルームに入り込み、それに気づかずに朝エンジンをかけて・・・、などということも発生しがちです。朝、エンジンをかける前に、エンジンルーム付近を軽くたたいたり、音を出すなどして、ネコがいないか確かめることで、トラブル防止ができます。野良猫の多い地域では、お気を付けください。

また、軽油で走る車両は、寒冷地に行く際には、目的地での満タン給油をお勧めします。以前、ロードサービスに関するブログでも触れましたが、軽油は寒いと凍るので、寒冷地では、凍らないような処置をした軽油を販売しています。ですから、スキーなどにディーゼルエンジン車で出かける際には、現地までぎりぎり到着できるぐらいの燃料で出発し、現地で満タンにすることで、燃料凍結トラブルを防止できます。

なお、ご自身のお車の燃料が何なのか、一度確認しておくことをお勧めします。「軽自動車だから軽油」といった誤った認識をされている例や、ディーゼルエンジン車の比率が増えているマツダ車など、自動車も変化しています。燃料を間違えて給油し、走行してしまうと、高額な修理費が発生します。楽しいカーライフのためにも、ご自身の愛車のことを、きちんと把握してあげてください。

愛車を大事にしてあげると、愛車もその愛情にこたえてくれますよ!