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北九州・旦過市場火災と「火災保険」

坂本 孝之
坂本 孝之
2022年4月23日

未明の密集地で発生した大火

2022年4月19日未明。                                         「北九州の台所」として親しまれてきた「旦過市場(LINK)」の北側より上がった火の手は、               大正時代から続く市場の北側、および東側の新旦過横丁付近の、約1600平方メートルを焼いたとみられ、      鎮火までに約65時間を要し、少なくとも42軒に延焼が及ぶ被害が発生しました。

この週末、市場の南側の入口をのぞいてみたところ、被害を免れたお店の営業が確認でき、少し安心しました。

しかし、北側の、被災地区はいまだに立ち入りが規制されており、現場検証が行われておりました。

被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

消防活動と火災保険   

火災発生時、消防隊による放水活動など、鎮火に向けての懸命な活動が行われます。               今回の火災でも、懸命な消火活動の結果、一人の犠牲者も出すことなく、鎮火に至りました。

ところで、今回の火災のニュースをテレビなどでご覧になった方の中に、                    こういう疑問を持たれた方がいらっしゃるのではないでしょうか?

「お店は燃えなかったけど、放水で水をかぶって、お店が使えなくなった人はどうするんだろう?」

建物は無事だったけど、放水で濡れて、営業再開できない・・・                         実際、このようなご相談を数件、弊社にもいただいております。                        でも、ご安心ください。

消火活動による冠水被害は、火災保険のお支払い対象となります!

今回は、旦過市場の火災を例にしましたが、                                 住宅地での火災でも、消火活動による冠水は、同様に火災保険のお支払い対象となります。

今後も、事例から見る「補償の仕組み」について、ご紹介させていただきます。

ご相談がございましたら、お電話、もしくはメールにて、お気軽にお問い合わせください。